珪藻土とは、約1000万年前のプランクトンの死骸が、柔らかい泥状の石となったものです。 昔から、その保温性と調湿性を生かして建材として利用されてきました。
近年、シックハウス対策として自然素材への関心が高まり、珪藻土が注目されています。 なかでも、稚内珪藻土は、通常の珪藻土より遥かに大きな表面積を有し、通常のすぐれた調湿性・脱臭性を発揮することから、今後さまざまな用途での利用が期待されます。
宗谷丘陵(そうやきゅうりょう):氷河で削られた地形。この下は、稚内珪藻土です。
珪藻土は、日本の誕生と同じ時期に生まれました。 約1000万年前(右図)に、プランクトンが異常発生し、海底盆地に大量の死骸が出来ました。 この死骸が、柔らかい泥状の石となったのが、珪藻土で、日本全国に産します。
この珪藻土が、海水、圧力、熱で、更に多孔状に変化したものが、稚内珪藻頁岩です。同じプランクトンの起源ですが、 全く異なります。
昭和60年に北海道が、資源探索で、発見しました。
※珪藻頁岩は、珪藻土が地圧と熱によって岩石化したものです。
中新世中~後期における日本列島の古地理と古海流の関連、断面は東北日本を北西-南北に横切る
優れた自然自律的調湿作用があります。(ジメジメ解消)
稚内珪藻頁岩は、湿度60%RH以上で急激に吸湿します。放湿速度も速く、自律的調湿作用を有します。“北海道大学環境システム工学部データより”
トイレのアンモニア臭やお部屋の生活臭、革靴やブーツなどのにおいのもとになるイソ吉草酸(きっそうさん)に対する優れた吸着性能。
[吸い取るタイル]をくつ箱に入れておけば、脱臭・脱湿効果も
家具や建材に含まれているホルムアルデヒドやたばこの煙に含まれているアセトアルデヒドに対する吸着作用、湿気 を取り除くことによりハウスダストやカビ、ダニなどの増殖を抑制します。
エチレンガスに対する優れた吸着性があります。
[吸い取るタイル]を冷蔵庫に入れておけば、野菜の鮮度が長続き。
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